先日、仕事の関係でネットワークセキュリティについての講座に参加しました。
その際に、そういえばこんなことがあったなぁ、と思ったのと知人も似たケースの被害に遭っていましたので今更ながら記事にまとめようと思います。
釣り人を狙ったショッピングサイト詐欺
前述の講座でショッピングサイト詐欺の話がありました。
実は釣り人を狙ったショッピングサイト詐欺も存在しています。
私も数年前にとあるロッドが欲しくてネットで検索していたのですが、相場よりも半額ほどの料金で販売しているサイトを発見しました。
その時はショッピングサイト詐欺のことなど頭になく、いい買い物ができるかも、という気持ちばかりでした笑
購入しようと思いつつも不審な点が多々あり、「あ、これは詐欺サイトだ。」と見破ることができ、被害は間逃れました。
見分けるポイント
実際に詐欺サイトを見分けるポイントを以下にまとめます。
異常な値下げ
数千円くらいであればショップによっては有り得る値下げと思いますが、数万円もしくは半額以上の値下げには要注意です。
在庫処分で安くするところはあるかもしれませんが、最新モデルのロッドが大幅に値下げされている場合はほぼ詐欺サイト確定でしょう。
住所や電話番号などの記載
そもそも住所の記載がなかったり、あってもマンションの一室だったりします。
あとは住所と電話番号の市外局番や郵便番号が一致していなかったり。。。
経営者
会社情報に経営者の名前がありますが、明らかに日本国籍ではない名前だったりします。
私が発見した詐欺サイトは経営者が中国人の名前になっていました。
問い合わせ
問い合わせがメールのみだったり、その宛先が個人のメールアドレスだったりする場合は注意が必要です。
ただ、これは一般的な詐欺サイトを見つけるための指標であり、大型のサイトと比較して、というものです。
釣り具のショッピングサイトの場合、個人経営の釣具店がネットショップもやっていたりするので小規模なサイトが多く、その場合は問い合わせはメールのみでオーナーのメールアドレス宛という場合も少なくありません。
前述の経営者情報などと併せてチェックするようにしましょう。
支払い方法
こういった詐欺サイトの特徴として支払い方法が銀行振込のみだったりします。
しかも振込先が個人名義であることが多いです。
クレジットカードや代引きができると少しは安心ですが良く知らないサイトでクレカを使うのは気が引けますよね。。。
日本語がおかしい
これはすぐに見破ることができますね笑
ただ、Webページをコピーして詐欺サイトを作成するケースもあるので日本語が正しいので安全、というのは間違いです。
また、サイトの話とは少し逸脱しますが、最近はAI技術の発達によって迷惑メールなども正しい日本語のものが増えているそうです。
URLがおかしい、SSL証明書がない
前述の通り、Webページをコピーして詐欺サイトを作成することもありますのでページの見た目が大手サイトだからといって安心できません。
ページのURLもチェックしましょう。
.xyzや.topなどのドメインだったり、コピー元のページのURLを少し変更したものだったりします。
また、httpsになっていないURLはSSL証明書というものが設定されておりません。
専門的な話は避けますが、SSL証明書が無いサイトは信用できない、というイメージを持っておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
見分けるポイントは多いので少しでも不審に思ったら詐欺サイトを疑うようにしましょう。
出来るだけ決まった通販サイトを使うべきですが品揃えによっては冒険せざるを得ない場合もありますからね、、、そういった場合に上記のポイントを頭の隅に置いておいてもらえたら幸いです。